ミツバチのスゴワザ、プロポリス

プロポリス、という言葉は健康食品に興味のある方なら耳にしたことがある方も多いと思いますが、具体的にどんなものなのか、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

プロポリスとは、ミツバチが作り出す、粘着性のある樹脂のようなもので、日本では『蜂ヤニ』と言われていました。ろうそくや口紅の原料となる『蜜ロウ』と同じものと思われがちなのですが、実際はまったくの別物です。

蜜ロウはミツバチの下腹部から分泌された脂肪が固まったもので、プロポリスは、さまざまな樹木から集めてきた樹脂や樹液をミツバチが噛み続けてワックス状にしたもの。

ハチミツやローヤルゼリーに比べて、採れる量は圧倒的に少ないので貴重なものなのです。



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ミツバチの巣を無菌状態にするプロポリス

プロポリスは、ミツバチが巣の内部を一定温度に保ったり、なめらかにしたりなど、巣の補修などにも使用するのですが、いちばんの目的は巣を無菌状態に保つことです。

ミツバチの巣には何万匹ものミツバチが生息しているため密度が高く湿度も高いのに、カビもはえずに清潔な状態をキープできるのはプロポリスの抗菌作用のおかげ。

ミツバチは巣の入り口にあるプロポリスに体をこすりつけて、体の細菌を落としてから巣を出入りしています。また、巣の内部で仲間や外敵が死んでしまったら、その死骸をプロポリスで完璧に包み込み、腐敗しないようにしています。

プロポリスで包まれた死骸は腐敗することなく無菌状態に保たれるので、巣の内部も衛生に保たれるというわけなんですね。

ミツバチが自分たちの生命を守るために使われているプロポリスは、人間にとっても抗ウイルス作用、抗酸化作用、整腸作用などのすぐれた健康効果を発揮します。まさに『天然の抗生物質』として注目を集めています。

希少価値の高いプロポリス製品

高い栄養価と殺菌力で重宝されるプロポリスは、とても希少なもので、ひとつの巣箱から年間でわずか100グラム~300グラム程度しか採れません。ハチミツやローヤルゼリーに比べてもとても少なく、貴重なものなのです。

プロポリスはミツバチの巣からとってきてそのまま利用するわけではなく、アルコールで抽出する方法や水、グリセリンを使って抽出する方法などがあります。

一般的なのはアルコール抽出法で、蜂の巣から採取したプロポリスに食用アルコールを混ぜて2~3週間、撹拌し、ろ過したあと成分を安定させるために一定期間、保存します。

アルコールを使用しないほうが若干飲みやすいプロポリス製品になりますが、アルコール抽出によるほうが滅菌力が強く安全性の高いプロポリス製品になります。


家族で摂りたい、プロポリス製品



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プロポリス製品で最も一般的なのは、小ビンに入った液状のものですが、錠剤やカプセル、顆粒状のものなどさまざまです。ハチミツやローヤルゼリーと混ぜたものもあり、プロポリス入りのキャンディ―なども出ています。

また、クリームや石鹸、シャンプー、化粧品などにもプロポリスが配合されたものがありますので、日常で手軽にプロポリスの効能を得ることができます。

優れた抗菌・殺菌力とバランスのよい栄養素によりさまざまな病気を予防でき、健康にも美容にも有効なプロポリスは、ぜひ家族全員で摂取したいもの。

アレルギー反応の心配も少ないので、お年寄りや子供が摂取しても安心です。


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プロポリスの効果と利用法